アイン薬局(アインファーマシーズ)の業績と特徴(2017年4月最新)

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アイン薬局(アインホールディングス)の2017年4月末現在の最新業績

 

アイン薬局を運営する株式会社アインファーマシーズですが、 2015年11月からホールディングス制に移行したため、株式会社アインホールディングスが大本の会社になります。

 

アインホールディングスの最新の年次決算の業績は以下の通りです。

 

売上高 2,481億円

経常利益 150億円

自己資本比率 38.4%

期末調剤薬局店舗数 1,066店舗

従業員数 9,774人(男性2,001名20.5%、女性7,773名79.5%)

平均年収 518万円(薬剤師)

 

 

財務基盤は自己資本比率が38.4%ということで非常に安定していますね。一般的に自己資本比率は40%あれば安全と言われています。また従業員数の内訳から、女性が活躍されている職場ということがわかります。

 

アインファーマシーズの福利厚生制度

育児支援制度の充実

アインファーマシーズは、育児支援制度が充実しています。産前産後休暇、育児休業は当然ですが、育児短時間勤務制度もあります。育児短時間勤務では、勤務時間を1日最大2時間短縮して勤務できる制度です。育児休業等の取得実績は2016年4月時点で312名、育児短時間勤務制度は246名となっており十分な実績があります。

また、このように子育て支援制度は企業のWEBサイトで公開しております。

参照:アイングループ新卒薬剤師採用 | 福利厚生

惜しみなく情報公開している企業文化は素敵だと感じます。

 

連続休暇制度

アイングループでは年に1回最大9連休を取得できる連続休暇制度が利用できます。ワークライフバランスを充実させることができそうですね。

 

借上社宅制度

アイングループでは、家賃補助等があります。ナショナル社員・広域エリア社員の場合、家賃の80%会社負担です。狭域エリア社員の場合、家賃の60%会社負担です。

このような家賃補助の制度があると、手元に残るお金が非常に多いのが魅力ですよね。

 

アイングループのCSR活動

 

CSRとは、企業が利益を追求するのみではなく、社会へ与える影響に責任をもち、あらゆるステークホルダー(利害関係者:消費者、投資家等、及び社会全体)からの要求に対して適切な意思決定をする責任を指します。

アイングループでは、主に2つの事業からの社会貢献が掲げられています。調剤薬局をはじめとしたファーマシー事業では、例えば、高齢化対応が迫られる日本の医療制度の社会インフラとして、在宅医療等の地域医療に参画。リテール事業では、女性たちの「こうなりたい」という願いを叶える、美と健康のショップ&ブランドをご提案しています。

 また、社会への取り組みとして、電子お薬手帳サービスを展開してます。スマートフォンにアプリをダウンロードをすることにより、お薬手帳をアプリで管理できる利便性の高いサービスです。紙で管理するお薬手帳の場合、いざ薬局を利用する際には存在を忘れてしまっていることが多いんですよね…。

この電子お薬手帳サービスは、大手の調剤薬局が各社バラバラでスマホアプリを展開しているサービスですので社会への浸透があまり進んでいませんね…。

患者さんのためにも、スマホアプリの規格を統一が行われることに期待してます!

 

また、社員への取り組みとして、人材育成やアイングループオリジナルの白衣の提供、働きやすい職場環境の整備(ワークライフバランス等)に取り組まれています。

アイングループのWEBサイトでは、2017年4月から平均月間残業時間が記載されております。それによると、6.8時間とのこと。全ての従業員に対しての平均でしょうから、忙しい店舗だと残業時間はもっと多いかもしれません。

またアイングループでは、残業時間削減に向け対応を行っていることがWEBサイトに記載されております。2016年4月1日~2019年4月30日の期間において、①女性の管理職比率の増加、②ワークライフバランスの実現を課題に挙げており、有給休暇取得率の向上と残業時間削減の数値目標及び取り組みを行っています。例えば、前年実績を見たうえで問題点の分析を行い対応を行う有給休暇・連続休暇取得率の向上のための施策。また、残業時間の削減については20時間以上の残業人数をゼロにすることが掲げられております。職場環境の整備に対し、力を入れていることがわかります。

参照:アイングループCSR活動

 

 

 いかがでしたか?最大手のアイン薬局(アインファーマシーズ)のご紹介でした。